新生活を迎えるとき 起こりやすいトラブル、注意点 -消費生活相談-

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■賃貸契約
○トラブルをさけるために注意すること
・契約時…契約書類の内容(禁止事項、修繕に関する事項、退去の際の費用負担や特約)を確認
・入居前…貸主側と一緒に現状確認し、傷や汚れを写真等記録に撮っておく
・入居中…雨漏り等のトラブルが発生したらすぐに貸主に連絡し相談
・退去時…貸主側と一緒に現状確認、精算内容に納得できない点は説明を求める

■訪問販売
○引っ越し直後の忙しく不慣れな時期を狙った訪問販売のトラブル例
・管理会社と関連があるかのような説明を受け換気扇のフィルターの契約をしたがうそだった
・管理会社からの紹介だという業者が訪問。防カビ工事の契約をしたがうそだった
必要なければきっぱり断りましょう。一人暮らしで不安な場合は管理会社や身近な人に相談しましょう。クーリング・オフできる場合もあります。

■もうけ話
○職場やサークルの先輩、友人から誘われ断れず、借金だけが残ってしまうというケースが多発しています。
・簡単に稼げると説明され投資教材のUSBを消費者金融で借入して契約。儲からない。
・「入会金を払えば儲けられる、人を紹介すれば紹介料がはいる」と投資セミナーへの入会を勧誘された。

春は進学や就職で初めての一人暮らしなど環境が変化する人も多いでしょう。18歳で成人となり、それ以降は自身の責任で契約を行わなければならなくなります。契約で不安になったとき、トラブルにあったときは、一人で抱え込まずぜひ相談してください。